
意外な落とし穴?気をつけたい磁気帯び
水没や衝撃などといえば、腕時計の取り扱い時に気をつけるべきこととして、多くの人が理解しているのではないでしょうか。でも、腕時計の扱い方には、他にも注意点や留意しなければならない点があることについての理解を深めておくことが大切。ついついなおざりになりがちなのが磁気帯びです。磁気帯びのリスクは実にさまざまな場所に潜んでいるといえます。テレビやスマホ、パソコンなどが代表的なものとして挙げられますが、他にも、スピーカーやドライヤーなどと意外と思われるようなモノにも気をつけましょう。いつまでも腕時計のクオリティを維持したいなら、保管場所には注意が必要です。「少しの間なら大丈夫」などという意識も捨てるべきです。早ければ、数分でも磁気帯びに見舞われることもあります。
シャワーはダメ!防水時計にも限界が
磁化してしまったかなと不安に思ったら、コンパスを用意すれば、簡単にチェックできます。コンパスが時計に反応すれば、磁化しています。その場合には、時計店に修理を依頼することになります。「費用が心配」という人もいるかもしれませんが、過度に心配する必要はありません。腕時計の種類や店舗の価格設定にもよりますが、安価で済むはずです。防水時計だからといって、シャワーや着用したまま湯船につかるなども控えた方が無難です。確かに防水時計は水には強さを示しますが、熱には弱いというのも現実です。また、リューズやバルブを締め忘れたままで水中で使うのもやめましょう。締め忘れた部分から中に水が入ることで故障や不具合の原因になります。